相変わらず、まだ「序文」です。
大きな移行期は今終わろうとしている。そして、生命の精妙な領域がこれまで以上に身近なものになっている。尋常ではない現象や不可解な出来事がこれまでにないほど頻繁に起こり、日常的なことになっている。
p19 最後の行
細かいですが、まずはこの一文に目が止まります。大きな移行期は「今」終わろうとしている、と。当時は第一次と第二次世界大戦の間に当たりますが、「今終わろうと」の「今」とは、どのような時期、期間を差しているのか。その点が気になったのは、やはり私たちにとっては「今(2024年)」何かが終わる時だと感じているから。いや、何かがこれから始まる、と言えるのかもしれない。
だとすると、Alice ベイリーが生きていた当時と、私たちが時代の変換点だと感じている「今」の関係とは、どのようなものだろうかと。「尋常ではない現象や不可解な出来事」は、確かに2024年現在、感じられる。特にパンデミックからこの数年に。同じようなテーマを持った時間が、螺旋を変えて再現されている。それが「今」なのかもしれず。第三次世界大戦になるかどうかは分からないけれど、同じような時間が巡っている・・と言えるのかも。パンデミックで既に(陰謀論の人々は特に)「これは戦争だ」と仰っていましたね。
次のページに行くと、人間の知性が発達してきた故に、フィジカルとメタフィジカルな領域について説明を(「法則の美と現実性を」)提示出来る時が来た、という趣旨の文章が続きます。なるほど確かにA.ベイリー著作を中心に、神智学の知恵というものが与えられたお影で、今現在のニューエイジ・スピリチュアリティが存在している。チャクラやオーラ、ホリスティック、という概念に基づき様々なツールやヒーリングメソッドが欧米で創始され、日本にも渡って来たのは、まさしくこの頃の先人たちの奮闘のお陰です。
では、螺旋を巡って同じような「移行期の終わり、あるいは始まり」に位置する私たちの立ち位置とは。私たちに託された課題とは、何でしょうか。
続くp20~21では、この本が訴える3つのタイプの人々、として、
- 心の開いた研究者たち
- 熱誠家と弟子たち
- イニシエートたち
と言っています。このうち、2と3はこの100年の神智学の試みで、成功していると言えそうです。1はどうでしょうか。主観ですが、まだこの途上にあるような気がしています。というのは、「研究者」が何を意味するかにもよりますが、「心の開いた」研究者、というのがそもそも非常に少ない。
だからこそまだ「秘教」なのですよね。そして、A.ベイリーが広めたと言っても良い言葉「水瓶座時代」、にはやがて、今は「秘教」であるものが、一般の人々にとっての「常識」になっていくと思われます。その前に、社会の多くの人たちが受け入れていくプロセスがあり、そのためには、「心の開いた研究者」が多く生まれていくという流れも不可欠で。今の私たちの時代は、それが叶うか、まだまだもっと頑張らないとダメか・・抵抗する力が多くの反応をぶつけてくる、攻防戦の段階か。といった所なのではないでしょうか。
こうして整理していくと、私たち自身の立ち位置が見えて来ますよね。
カメのような歩みですが、今日はこのくらいで。
こんな調子で、本を読み込んで研究していく、というよりも、自分たちにとっての教科書として部分的に響くところをピックアップしていきたいと思っています。
Love and Grace
